円山みやこの「こっちの水はぬるいぞ」
ぬるい漫画家、円山みやこの日記&可愛いペット自慢(いねえよ)
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DATE: 2010/04/05(月)   CATEGORY: 仕事
『蟲笛』お買い上げの方へ
蟲笛蟲笛
(2010/03/30)
円山 みやこ

商品詳細を見る


『蟲笛』が発売されてから、約二週間ですね。ご感想などぼちぼち戴き、ツイッター上でもつぶやかれていたり、ありがたいことです。 

ここで、お買い上げいただいた方にのみ、検証?できる小ネタを発表したいと思います。

復刊版『蟲笛』のまえがきの左ページに『円山みやこが夢で見た女性の絵』があります。

一部で「恐ろしすぎる」と言われてしまいましたが、あれはカラーで描かれてまして、本当は、赤地の顔に黒、その中に表情も現れていたのですが、白黒印刷では顔全体が真っ黒に見えています。惜しい。

が!こっからが小ネタです。

光の下で、絵のページを目線とほぼ同じくらいで水平に広げ、角度を調節すると、塗り分けた部分と、うっすら目が見えてきます。

といっても、描いた本人にしか区別つかない…かしら??

しかし「目」については、描いている最中、私も意図せず、描き終わってみたらそこにあったかのような感じでしたので、皆様にも見えるかどうか試していただきたいと思いまして。

ぜひご検証ください。お忙しい中申し訳ありません。

うーんどうやったら、ブログの欄外に、自分の本のリンクを常駐させられるんだろう????
アマゾン、なんで表紙がいつまでもno imageなのさ。

わからないまま、今日も地道に貼っていく私。

楽天ブックスではこちら→http://books.rakuten.co.jp/rb/%E8%9F%B2%E7%AC%9B-%E5%86%86%E5%B1%B1%E3%81%BF%E3%82%84%E3%81%93-4883793109/item/6385178/

セブンブックス→http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1102900994/subno/1

bk1→http://www.bk1.jp/keywordSearchResult/?keyword=%E8%9F%B2%E7%AC%9B&storeCd=&searchFlg=9&x=42&y=10

復刊ドットコム→http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=30053

青林工藝舎→http://www.seirinkogeisha.com/news/index.html

青林工藝舎のサイトでは、ただいま試し読みページへのアイコンが、私の絵と、サブカルの巨匠、根本敬先生の絵が並んで加工されてます。もう、一生ものの宝ですわ!

レアな漫画家人生だと思う。
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COMMENT

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● 検証してみました
バヨコ | URL | 2010/04/05(月) 22:33 [EDIT]
円山先生、こんばんは。
あの女性の絵は確かに恐ろしくて切ない、白黒で良かったかも…などと考えていた
チキンな自分ですが、ガイダンスに従い検証してみました。

左耳?と見える個所のほぼ同じ高さ、やや左に、アーモンド形の鋭くつった目が…
あるような気がします。少し白い眼球の中に、黒く丸い瞳があるように見えます。
(左目のみ?)
「え、いや、それじゃなく…」と言われたらチビりそうです。
というのも、その目と思える部分が確認するたびに大きさとか目線とか違うような気が ギャー

念が宿った絵であるが故でしょうね。今回、旧ぶんか社『蟲笛』表紙絵も再録されていて
嬉しかったです。こちらもカラーで見たかった。旧コミックスはあの表紙を見て、
膝に力が入らなくなったのもしみじみ懐かしい思い出です。

そういえば、『蟲笛』が紹介されていたSTUDIO VOICEでは、当時未邦訳だった
『隣の家の少女』が紹介されていて、その後邦訳を書店でパラ読みした後、よろけながら
家まで帰った覚えがあります。
救えるのに救えない、救わない、『蟲笛』と通じる恐怖を、あの作品にも感じます。
あの号のSV誌には一生級の衝撃を2つも教わって、それがきっかけでこんな風に
作者の方にメッセージを送れるようになるとは夢にも思いませんでした。
円山先生と当時のSV編集さんに、ただもう感謝です。

円山みやこ | URL | 2010/04/05(月) 23:52 [EDIT]
>バヨコさま
バヨコさまも見えましたか!それですそれです!左…ということは、画面では向かって右ですよね?あーやっぱ見えるんですねー。夢で彼女にお会いした時、起きてすぐ忘れないうちにラフで描いておいたんです。
ラフを見ると、目は無い…ようなんですが、わたしには表情が見えたような気がして…本番絵ではどう表現していいかわからなかったのですが、気がついたら目があった、という感じです。
『隣の家の少女』ほほう面白そうですね。探してみよう。こちらこそありがとうございますバヨコ様。

そして従兄弟、元Studio Voice編集長品川亮。GJGJ!!
亮くんはツイッターやってないのかなー探してるんですが。あ、余談でしたすいません。
● 楽天ブックスで予約、そして到着。
みみお | URL | 2010/04/08(木) 18:58 [EDIT]
青林版『蟲笛』、読了しました。
何度読んでも澱み、乾きます。
ああ。先生。読むたびに私はヨレヨレです。
イラストの検証もしてみます。

横レスですが『隣の家の少女』ジャック・ケッチャムは
自分の中にもありそうな狂気がチラ見えする一瞬が
恐ろしかったですよ。

ケッチャムは救いの無い話をたくさん書いてます。
絶望の先に何があるのか知りたいから、
そして何もなくても手を伸ばしてしまう強欲な私ですので
読んでしまうのでした。

円山みやこ | URL | 2010/04/09(金) 14:59 [EDIT]
>みみお様
『蟲笛』お買い上げありがとうございます。お元気でしたか…?というかヨレヨレさせて申し訳ありません。まさに「読むと萎える漫画」でしたね。
みなさまのお薦め、ケッチャム買ってきました。細切れに読まないほうがいい気がするので、お風呂で一気読みしようかしら?
『隣の家の少女』の映画サイトも見てみましたが、なんか嫌な雰囲気漂ってますね~。
それにしてもみなさん、読書家ですね。私はノンフィクションとか新書系が多いので、フィクションにももっと目を向けたいと思います。
他にも面白いものがあればどうぞ教えてください。
検証結果もお待ちしております。
● 読みました
夜の果ての旅 | URL | 2010/04/12(月) 17:51 [EDIT]
こんばんは
ます小ネタからですが、どう見ても暗黒にしか見えねーよ、と思っていたら、あれが目かな、と思ったのがありまして、コメント見たらどうもそれのようです
でもハッブル望遠鏡の写真から100億光年彼方の星を拾うような感覚ではありましたが(笑)
怖すぎて見えない方がいいのには変わりなく・・
さて、本論ですが、この復刻版で初めて読ませて頂きました
一体人間の何が怖いのか、仰りたいことがよく判る気がします
私的には傷の軋みが最も好きです
自己愛のゆがんだ城に閉じこもる「ハウルの動く城」を連想しました
でもハウルの場合は城に閉じこもりながら闘っている
それが最後の救いをもたらすと思いました
ゆがみからそのまま破滅するか救いへ至るか、その分かれ目は何だろうと思いました
阿部幸弘さんの解説にも刺激されましたが、出来事の本質を表現するのは実は事実の羅列より象徴性であったりします
それがこの御本の場合は「蟲」かなと思いました
それにしてもいろんな作風をお持ちですねー
私はギャグセンスにまず魅かれたのですが(笑)

円山みやこ | URL | 2010/04/13(火) 03:54 [EDIT]
>夜の果ての旅さま
『蟲笛』をお買い上げいただきありがとうございます。小ネタ検証結果も嬉しいです。「私も見えました!」「何度やっても見えねえよ」と結果はさまざまなようで、もしや心に鬼を飼ってる人にしか見えないのかも(笑)などと思ってみたり。いやあお手数おかけしました。それにしても。
夜の果ての旅様といい、何故に私の本にコメントくださる方々はみな、唸るような、文章力の高い方ばかりなのでしょうか。作者のコメントが一番バカってどうよ、と思いますが、気にしたら負けでしょうか。

私は何かやらかすにも常に、受けたい、笑かしたいというまるで、出たての芸人のような性格でして。ギャグと恐怖は紙一重だといいますが、「ウケたがり」なテンポが同じなのかもしれませんね。それにしても、芸風違いすぎでしたね~。中間が無いのは困ったものです。
● お、お風呂で…
バヨコ | URL | 2010/04/13(火) 23:09 [EDIT]
円山先生、twitter拝見しました。
『隣の家の少女』世界広しと言えど、お風呂で読破した方は他にいるかどうか…
作中でお風呂はかなり怖い使い方で出てきたし、湯あたりされませんでしたか。

私にとってあの作品と『蟲笛』は
・based on 実話、から事の本質を抽出した物語
・一人への集団の暴力
・被害者を追い詰めるのは「殺意」ではなく、「幼稚さ」「嗜虐」「お遊び感覚」
・異常事態を察知しつつ、不の力場を壊せず助長する傍観者
という、日夜「こうなるのだけは嫌だぁ!でも自分がこう(特に傍観者に)ならない
って保証がどこにもなーい!」と恐れている要素が特盛りでもう…
両作品とも、醜悪で凄惨でも、そこに描かれる人の心の動きには何一つ嘘がなく辛い。
先生の従兄の元StudioVoice編集長の方、ホントに超GJですよ…うぅ…

(蛇足)
先生がTwitterでフォローしている罪山罰太郎さん、私も偶然この方のブログが好きで
いつも見ているのですが、最近『隣の家の少女』原作と映画比較をされていますね。
 
 『隣の家の少女』映画版と原作の違いについて
 http://d.hatena.ne.jp/tsumiyama/20100322/p1

文章でよろける私は、いくらソフトになっていようが映像は無理ですが…

円山みやこ | URL | 2010/04/15(木) 04:04 [EDIT]
>バヨコ様
コメントありがとうございます。私は本は大抵お風呂で読みます。集中できるので。(あ、自分で買った本だけです。借りた本や図書館の本ではやりません)それでもまさか、一気読みするとは思いませんでした。
『隣の家の少女』は、読み始めてからこれは、途中で止めないほうがいいなと思いまして。
嫌な気分はいっぺんに受け止めたほうがいいかな、と。いやあ、お湯もすっかり冷めましたがおかげさまで、心も冷えました(笑)
罪山さんのブログも拝見しました。私も後日、感想など書いてみますね。お薦めありがとうございました。

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